パーソナルトレーナー岩沢幹雄の簡単ボディメンテナンスー④ 骨盤・股関節ストレッチ
2021年12月5日骨盤・股関節ストレッチ
今年ももう12月、あと1ヶ月ですね。
夜~朝は寒さも増してきました。 カラダも硬くなりがちです。
忙しさが増す師走を乗り切るためにも、ボディメンテナンスは出来るビジネスパーソンには必須。
特に「股関節」が硬くなってしまうと、腰・お尻からひざなど下半身に不調も出やすく、また姿勢がくずれて肩・首などの上半身にも影響が出てしまいます。
股関節の重要性は、話題の新監督「BIG BOSS」SHINJO も さっそく選手に話されていたそうです。
現役時代の新庄選手には 「股関節」とは無縁なイメージがあったので ちょっと驚いてしまいましたが、だからこその あのスーパーなパフォーマンスだったのかな~と 納得です。
今回のエクササイズは、ひざを伸ばしてつま先をつかんでおこなっていますが、つらい方は 無理にひざをのばさず、そのひざを両手でカラダの前でかかえるようにして無理のないようにおこなって下さい。
股関節やお尻・腰などが気持ちよ~くストレッチ出来れば Good です!
ゆっくり呼吸をしながら、全身リラックスしてあおむけになります。(写真1)
日常のいろいろな疲れがたまっている方ほど、この状態でふ~~っとここちよく感じられるはずです。
そのまま両ひざを胸にかかえます。腰がほどよくのびるはずです。(写真2)
痛くないところまでで無理のない様になさってください。
そこを無理にのばそうとすると逆に筋肉は硬直してしまいます。
1ポーズ 20秒ほどで結構です。
そのまま もう1回全身をのばします。(写真3)
これだけでも腰がパンパンの方はある程度は楽に感じられるようになります。
今度は片ひざだけ胸にかかえます。(写真4)
このポーズも腰にじわーっと効いてきます。
そのまま外側に、両肩を床につけて。(写真5)
上体は上を向いたまま、股関節をうごかします。
ひざをのばして、そしてつま先をつかみたいですね~。
足の裏・ふくらはぎから太ももの裏側までのばせます。
それは無理!!という方(笑)、
そのお気持ちはよ~くわかります。
わたしもホントにカラダは硬かったんです。
こういうストレッチは一番イヤな時間でした。
走ったりふつうにトレーニングしているほうがず~っと楽でした。
そういう方はタオルをつかって、手に持って足先にかけておこなってみましょう。
まずはひざをのばすところから。
そして少しずつ股関節の可動域をひろげていきましょう。
大丈夫です!!
わたしもつい5年ほど前まではまだまだ硬く、ひざのけがなどもあったため半ばあきらめていたのですが、コツコツとした継続でだいぶ改善することが出来ました。
もう一度、片ひざをかかえます。(写真6)
そこから今度は脚を逆側に。(写真7)
この状態だと左側の腰がのびています。
やはり両肩を床につけて、上体は上を向いて、股関節の可動域を少しずつひろげていきましょう。このとき顔は脚と逆側を向けると、首から肩ものばせます。この状態だと、右側の首・肩がのびています。
また片ひざをかかえます。(写真8)
今度は脚を真上に、やはり太ももの裏側からふくらはぎ・足の裏までのばせます。(写真9)
イタタタ・・・、という方はタオルを使いましょう、
無理は逆に筋肉などを痛めてしまいます。
またこの状態にもどって(写真10)
今度はももの表側をのばします。(写真11)
こちらはひざへの負担も大きくなります。
少しカラダを床から起こすとラクになります。
くれぐれも無理のない様になさってください。
そしてまた片ひざをかかえて、また全身ものばします。(写真12・13)
つづいて 逆側も同様におこないます。
このうごきで 下半身から腰・股関節・骨盤周辺と
かなりのストレッチになります。
(次回に続く)
神奈川県藤沢市出身。
生保会社を退職し2003年にパーソナルトレーナーとして独立開業、「Fiziks Body Counseling Laboratory」設立。
2013年、鎌倉市大船駅前にスタジオオープン。
肩・腰等お身体のケア メンテナンス・パーソナル トレーニング・ストレッチ・キックボクササイズ・食生活診断などを行なっています。
健康運動指導士・心理カウンセラー・栄養士
特技;サッカー・打撃系格闘技
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