簡単ボディメンテナンス-㉔~脚・ふくらはぎの むくみ・だるさを解消! その2 食生活編~

簡単ボディメンテナンス-㉔~脚・ふくらはぎの むくみ・だるさを解消! その2 食生活編~

2024年3月31日 オフ 投稿者: 岩沢幹雄

前回はこちらから

春めいてきましたね。

SNS上では各地の桜の画像が文字通り「花盛り」。
みなさんの地元の桜の開花状況はいかがでしょうか?

さて、前回は「その1」として簡単に出来るストレッチを
ご案内させていただきました。

こうしたストレッチは、

疲れなどにより
パンパンに張ってしまった
筋肉をほぐし、

血行などの流れを良くして、

“むくみやだるさ・脚がつりやすい”
といった症状もやわらげてくれます。


また、
日頃の食生活を
意識するだけでも、

同様に筋肉を良い状態に近づけ、

“脚がつりやすい・むくみやすい”
という症状の予防・改善も可能です。


トライアスロンという
競技はご存知だと思います。

泳ぐ・自転車・マラソンという
3種目を一気にやってしまう
過酷な競技で、
鉄人レースともいわれています。

こういった長距離の競技で、
給水とともに
選手がよく摂られている
食べものをご存知ですか?


もう
ご存知の方も
多いと思います、

それは・・・?

バナナです。


なぜバナナ?


バナナは
エネルギーに変換されやすい、
という点もありますが、

一番の理由は、

筋肉のケイレンをおさえるため、
脚がつってしまうのを防ぐため、です。


バナナには
カリウム・マグネシウムといった
栄養素が豊富です。

これらの栄養素(ミネラル)は、
筋肉の状態・働きを良くしてくれます。

このカリウム・マグネシウムといった
ミネラルが不足してしまうと、

脚もつりやすくなってきます。


これらを豊富に含むものを
食事のメニューに取り入れていきましょう。


バナナのほかに、
大豆類・海藻類も
このカリウム・マグネシウムは
豊富に含まれています。

この大豆類・海藻類は
そのほかカルシウムも豊富です。

このカルシウムに関しては
以前もご案内致しました。
簡単ボディメンテナンス-㉑~現代社会で不足しがちな栄養素 :カルシウム / 食生活診断~


筋肉が動くときに、
カルシウムとマグネシウムは
協力して働くので、

さらに効果がアップします。


ふだん不足しがちな鉄分も
大豆やひじきには豊富です。

これらを食事のメニューに
多く取り入れられると、


栄養バランスもグッと良くなり、

筋肉のみならず、
身体全体の調子も良くなるはずです。


カリウムは野菜類にも豊富です。

これら
野菜・海藻・大豆類というのは、
身体の引き締めのためにも
とても良いメニューです。


大豆類でたんぱく質も摂れ、
みな低カロリー、
野菜・海藻は脂質もゼロに限りなく近く、

たんぱく質は多めで
カロリー・脂質は控えめにしたい

夕方以降の食事には最適です。


またこれらは
みな食物繊維も豊富です。

食物繊維は一緒に摂った
余分な脂質や塩分の吸収をカット、

お腹の中で膨れるので満腹感も持続、

ダイエットにも最適です。


ただカリウムは、不整脈など、
心臓に不安のある方はお控えください。

かかりつけのお医者様などに
よく相談なさってください。


外食や
インスタント・レトルトものの
食事が多くなると、

こういったミネラルも不足してきます。 


また、水分不足も、
筋肉の状態を悪くしてしまいます。

特に暑い時期は、
こまめな水分補給が大切です。

水分の摂りすぎにも気をつけて、
一口ほどの少量ずつを心がけましょう。


睡眠不足も、
筋肉の状態を悪化させます。

私も睡眠不足が続いて
疲れもたまっているときは、
脚もつりやすくなってしまいます。


こういうときは
お客様と一緒にストレッチを
ご案内しているときでもつりかけてしまい、

冷や汗ものになるときも結構あります(^^)

(次回に続く)