パーソナルトレーナー 岩沢幹雄の簡単ボディメンテナンスー⑨ 肩甲骨ストレッチ

パーソナルトレーナー 岩沢幹雄の簡単ボディメンテナンスー⑨ 肩甲骨ストレッチ

2022年7月3日 オフ 投稿者: 岩沢幹雄

(前回はこちらから)

首・肩などのつらさを、上半身の土台 肩甲骨から改善 (2回目)

あっという間に梅雨が明けてしまい、今年の夏は長そうですね。
水不足、電力不足、物価高・・・。悩ましいコトはいろいろありますが、エクササイズで体をほぐし、元気出していきましょう!!!

前回ご案内させていただきました、上半身の土台となる背中の肩甲骨周辺を中心としたエクササイズ
(写真1)(写真2)

写真1
写真2

はじめはそのエクササイズも、その背中・肩甲骨周辺や肩などがギシギシとしてスムーズにうごかせないかもしれません。

そういうときはその部位の筋肉への疲労や緊張が蓄積してしまった、まさに錆びてしまった自転車のような状態になっているはずです。
錆びてしまってギシギシのところに油をめぐらせるように、無理なくやさしくその部位の筋肉・関節をうごかしていけると、少しずつその錆び・ギシギシもなくなってうごきもスムーズになってくるはずです。
そうなってくると、つらさもcalm down。

気をつけたいのは、そのギシギシしているところを無理矢理グイッとうごかしたり伸ばしたりすることです。
錆びているところがまさにバキッとなってしまいます・・・。
やさしく、少しずつ油をめぐらせていけるとgoodです。

その肩甲骨周辺を写真のようにストレッチもおこなえるとさらにgood です。
(写真3)(写真4)

写真3
写真4

腕~肩、背中・肩甲骨周辺と、そして うしろを振り向くようにすると腰にもほどよくストレッチになります。
やはり、ゆっくり呼吸をしながら おこなえるとvery good。

背中をストレッチしたらその反対側の胸も、カラダのオモテ・ウラとストレッチも出来るとバランスも二重丸となります。
(写真5)

写真5

無理なく上も向けると、デスクワークなどのときのような 肩・首が前に出てしまう負担UPの姿勢の逆になり、まさにリセットになります。
ただ、この上を向く姿勢は首への負担も大きくなりますので、無理のない程度からおこなっていきましょう。

このストレッチはイスに座っても同様に・・。
(写真6)(写真7)

写真6
写真7

このように前屈すると、腰~背中~肩~首のストレッチにもなります。
(写真8)

写真8

特に首の後ろ側~後頭部は大脳皮質の視覚野ともリンクしているので、ここをストレッチ出来ると眼精疲労などにもよい効果が期待でき、デスクワークが続いてしまったときなどにはオススメです。

これらのストレッチはご自宅などでうつぶせなど横になっておこなうとさらに効果もUP。
腰にもvery goodです。

(次回に続く)